宇宙医学実験への参加者募集
※募集は終了しました(2007.5.18)
本研究プロジェクトの目的は,宇宙滞在によって生じる生体の機能変化を地球上でシミュレーションし,将来的には国際宇宙ステーション,月面基地および有人火星探査などでどのような対抗措置(人工重力や運動トレーニング)を行えば宇宙飛行士の生体機能を維持できるのかについて科学的に検証することです.
我々の研究グループは地球上での宇宙滞在シミュレーション中に人工重力負荷と運動トレーニングを行うと,何も行わなかった場合と比較して筋萎縮の軽減や持久能力の低下が抑えられることを世界に先駆けて発表しており (Katayama, K. et al., Aviat Space Environ Med 2004, Akima, H. et al. Aviat Space Environ Med 2005),今回はその継続研究となります.実施期間:2007年8月5日〜8月31日のうちの連続20日間
各種測定:2007年7月下旬からベッド安静直前までの3〜4日間(応相談)と連続20日間のベッド安静終了直後3〜4日間
対 象:若年男性(18歳から30歳ぐらいまで)
募集人数:16名
実施場所:愛知医科大学(ベッド安静実施および各種測定の場所),名古屋大学(東山キャンパス)および大垣整形外科
実施形態:20日間(24時間/日)寝た状態で過ごす(食事配給)
報 酬:30万円
研究組織:愛知医科大学(研究代表者:岩瀬敏助教授),名古屋大学,日本大学,早稲田大学,金沢大学など
参加希望者からの質問に対する説明一覧
- 参加者を2群に分け,一つの群は20日間寝たままで,もう一つの群はほぼ毎日の割合で人工重力+エアロバイクによる運動を行います.どちらの群になりたいかの希望をききますが,最終的な群分けはこちらが決定します.
- 参加者は実験期間中に立つことはもちろんのこと,上半身の起きあがりも許されません.
- ベッド上での一切の運動(腕立て伏せ,腹筋,足上げ運動など)は厳しく制限されます.
- 寝返りは自由にうてます.
- 食事,排泄などの日常的に行う動作は全て寝たままで行います.
- ビデオ付きのテレビが各個人に用意される予定です.
- 大部屋で他の参加者と同室ですが,カーテンによってプライバシーは保護されます.
- 髪の毛は洗髪器にて洗髪し,体はアルコール等できれいにします.
- 携帯電話は使用できます.パソコンも寝たままで使用できます.
- 寝たままの姿勢でできる行為(読書,音楽を聞く,勉強など)は可能です.
- 家族や友達の訪問は可能です.むしろ,訪問を歓迎します.
- 謝金の支払いは銀行振込になります.手続きが順調に行けば,実験終了後,遅くとも1ヶ月以内には振込できる予定です.
- 無線LANのインターネット接続が可能です.
参加希望あるいは興味のある方は気軽にs_iwase@nifty.comまでご連絡下さい.なお,遠方から参加することも可能ですが,交通費・宿泊費等は支給されません.